お知らせ~鮎釣り解禁前情報~
栃木県水産試験場アユ情報について
5月31日の河川状況
那珂川では、水位が減水してきており寒井地区などでは渇水になっています。
本日夕方雨の予報も出ていましたが、19時時点では雨雲はかかっていませんので雨は降らないと思われます。
明日の天気はくもりとなっており、朝の最低気温が11℃と低めですが日中は24℃まで上昇するようです。
降水確率は10%となっているので、明日は雨は降らないと思います。
夕方確認した状態では、流れの強い瀬などでは青藻が比較的に少なかったので流心部分などが良いかもしれません。
那珂川では、黒磯河畔公園周辺や鍋掛地区の数ヶ室、黒羽周辺では高岩大橋や町裏、湯津上周辺では湯殿大橋上流や水遊園大橋の岩盤周りなど
黒川では旗鉾橋上下や新豊富橋周辺、余笹川では、下余笹橋や石堀子橋上下、黒川との合流点付近など
箒川では福原橋下流600m付近や浄法寺橋、新箒橋の岩盤周りなど
大きいサイズの鮎も見えておりますので期待できそうです。
明日は6月1日は日の出より鮎釣り・かじか釣りが解禁となります。解禁後の釣果情報は情報が集まり次第集計しホームページ上に更新していきます。
河川状況について
5月30日の河川状況
いよいよ明後日6月1日鮎釣りの解禁日となります。
今年の那珂川では、天然遡上アユが多く遡上してきております。
先週の金曜日26日の遡上調査では、那珂川本流は那須塩原市黒磯地区の高速道路上流部で天然魚の遡上を確認してきました。
採捕できた鮎は、平均サイズが13.2㎝でサイズは揃っていました。
また、同日支流の黒川でも調査を行い豊原駅周辺の豊原橋上流部で天然魚の遡上が確認できました。
こちらでは平均サイズが12.7㎝となっています。中には15㎝~16㎝サイズの天然魚もおり順調に生育している状況が確認できました。
那珂川本流の寒井地区等では、青藻も大量に繁茂しておりますが、大石回りなどでは食んでいる状況が確認できます。
黒川では、上流部の旗鉾橋上下や大塩橋周辺などで一部砂が堆積していますが、石が出ている場所など全体的に磨かれている状態です。
本日夕方に雨雲がかかり一部地域で雨が降りましたが、黒羽周辺では水位の変化や濁り等には影響は出ておりません。