お知らせ
平成31年度お知らせ
平成30年度の渓流~標識放流について~
2019-02-26
昨年11月18日に地元釣りクラブ鮎追い人の皆様、地元の平山釣具店様、栃木県水産試験場の協力を得て那珂川の黒磯地区にある河畔公園にてヤマメの標識放流を行いました。
まず初めに、昨年の8月頃より鮎追い人と平山釣具店の方から自分たちで資金を出してヤマメの稚魚を放流したい。という事で漁協に相談がありました。これを受けて放流時期などの協議を重ねてヤマメの稚魚を発注し、購入できる運びとなったために、行うこととなりました。
放流準備を進めていく中で、ヤマメを放流した場合に上流へ移動するのか、下流へ移動するのか。放流した場所に残ってくれるのか。という話も出てきたために、水産試験場に相談したところ、標識放流を行えば移動先がわかるという事で協力していただき実施する運びとなりました。
ヤマメを購入する資金は、鮎追い人と平山釣具店のお客様の有志一同の方々より提供していただきました。
標識ヤマメは、地元の釣りクラブと釣具店様に購入していただいたヤマメを漁協の活魚トラックにて現地へ運搬し、放流前に背ビレの後方に付いているアブラビレをハサミで切り落とし標識としました。
このアブラビレは魚が泳ぐためには支障がないヒレとなっており、切った後魚が成長しても大きくなることはありません。
標識放流にあたっては、水産試験場の職員の方にやり方を教わりながら鮎追い人の方々と平山釣具店の方が自分たちでヒレを切りました。
ヒレを切ったヤマメは、順次河川内に設置したカゴへと収容し約1時間ほど河川へおいて水温に慣らした後放流を行いました。
今回購入して頂いたヤマメは、約1,500尾で平均の大きさが26.7gで全長約12.5㎝のヤマメになります。
ヒレを切って放流してから3月1日の解禁まで約4か月経ちます。
今回の目的としては、
・11月に放流した魚が移動せずにその場所に残るのか。
・移動するとしたらどの程度上下に動くのか。
この2つが分かれば、今後の放流やヤマメの増殖手段の一つとして役立てていきたいと思います。
3月1日解禁日以降にアブラビレがないヤマメを釣り上げた場合には、
・釣った場所
・魚の大きさ
・魚の写真
などを下記までご連絡お願いします。
釣ったヤマメの大きさが15㎝以下の場合には採捕が禁止となりますのでリリースをするようにしてください。
問い合わせ先
平山釣具店
TEL: 0287-63-0476
FAX: 0287-63-0476
那珂川北部漁業協同組合
TEL: 0287-54-0002
FAX: 0287-54-0023
投稿フォーム:上部に設置したQRコード又は下記のURLより